保育内容

少人数担当制
0、1、2歳時期は、子どもが親や祖父母や保育者といった養育者との間で「情緒的な関係」「心理的な絆」を形成する大切な時期です。このような関係は、「アタッチメント」(愛着)と呼ばれ、子どもの精神的な健全性と発達のためには不可欠であるとされています。
当園の0、1、2歳児クラスでは、アタッチメントを何よりも大切にします。それぞれの年齢に応じて、特定の保育士が3~6名のお子さまを担当し、何にもましてこまやかな対応を心がけます。

コーナー保育
子どもは周りの環境や雰囲気にとても敏感で、自分にとって居心地の良い場所かどうかということを肌で感じ取ります。
その点、保育室は小さな子どもにとってはたんなるだだっ広い心落ち着かない場になりかねません。そこで、少しでも家庭に近い環境づくりを目指し、保育室を遊びの場と生活の場に分けます。さらに、ままごと、ブロック、絵本など、さまざまな遊びのコーナーに区分して、お子様がリラックスして過ごせるようにします。

知育遊び
平成19年度から3,4,5歳児について「SIあそび」を取り入れています。
「SIあそび」は、南カリフォルニア大学名誉教授で、全米心理学会会長も務めたJ.P.ギルフォード博士が発案した「SI理論(知能構造理論)」に基づいた幼児教育プログラムです。このプログラムの目的は、知能(=情報を処理する能力)が急速に発達する幼児期に、意欲と好奇心を引き出しながら、幅広い思考力の基礎を育てることにあります。
「SIあそび」の教材は、一年を一単位とし、年齢別に編成されています。週1回、約40分の設定保育です。
「SIあそび」はプログラムの研修を受けた保育士が担当します。当プログラムは、その性質上、保育士主導の保育ではなく、あくまでも子ども主体の保育です。つまり、お子さん同士を競わせたり、比べたりするプログラムではありません。出来たか出来なかったかも問いません。このプログラムの目的である「幅広い思考力形成」のために、一人ひとりに合ったペースで進めていきます。
なお、「SIあそび」には教材費(毎月800円)がかかりますので、ご希望するお子様のみを対象にしておりますことをご了承下さい。(ご希望されないお子様には、もちろんその時間、別途保育いたします。ご安心下さい。)

体育遊び
3歳以上児は、年齢別年間体育プログラムに基づいて、健康な体作りに取り組みます。園の遊戯室での跳び箱やマット運動、園庭での鉄棒や縄跳び等の体育活動、また近隣の公園を使用して、ランニングやサーキット活動等で思いきり体を動かして楽しみます。

リトミック
1、2歳児組についてはリトミックを取り入れます。音楽に合わせて体を動かすだけではなく、楽しみながら、音を聴く力(様々な音の強弱、長短、早遅等)やリズム感を身につけられるようにいたします。また、のびのびと体を動かし、音に合わせた表現を楽しみます。発達や年齢に合わせた年間プログラムを通して、歩く、走る、跳ぶ等の基本的な運動機能の発達と心身両面の成長を育みます。

食育
食は生命保持の源です。「食育」では、自分で選んで食べる力を育てるなど、一人ひとりが自分の健康を守り、健全で豊かな食生活をおくることのできる力を育てます。
毎日食べる物への感謝の気持ち、旬の食べ物から季節の移り変わりを感じる心、また五感の働きを通しておいしいと感じる感覚など、体だけでなく「心」も育てます。

姉妹園との交流会
年長児を対象に、現在運営中の「埼玉東萌保育園(埼玉県越谷市)」「北区立西ケ原東保育園」「南越谷保育園(埼玉県越谷市)」「北区立西ケ原南保育園」との交流会を実施します。
どちらの姉妹園も自然環境に恵まれた場所にあります。いろいろな子ども達と知り合い、共に過ごす楽しさや喜びを味わいながら、社会性、協調性、自主性を育みます。また、公共交通機関を利用することで社会性も育みます。

高齢者福祉施設訪問
5歳児については、世代間交流を目的として地域の高齢者施設を訪問し、高齢者の方との触れ合いを楽しんでいます。

いつでも保育参観・いつでも保育参加・いつでも個人面談
お仕事等で忙しい保護者の皆様に、お子様の様子をご都合の良い時に自由に見学や保育参加、個人面談をして頂けるように「いつでも保育参加・いつでも保育参加・いつでも個人面談」を実施しております。

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